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パーキンソン病はこわくない

若年性パーキンソン病に罹患した筆者が綴る悲喜交々

パーキンソン病を疑うべき五つの症状 

【毎日新聞 2017.4.28掲載】

パーキンソン病という病気の名前を聞いたことがある人は少なくないと思います。神経に異常が生じることで手足にふるえが生じる、歩行や体の姿勢を変えることが難しくなる、などの症状が表れ、日常生活に支障をきたす病気です。時間の経過とともに徐々に進行していく病気のため、初期症状を早期に発見し、適切な治療を行うことで進行を遅らせることが重要です。今回はパーキンソン病の初期症状にいかにして早く気づくか、私個人のこれまでの診療経験も踏まえ、お伝えしたいと思います。
高齢者では100人に1人がパーキンソン病を発症

 現在パーキンソン病の患者は1000人当たり1~1.5人と言われ、国内では2014年時点で16万人余りの患者がいると推計されています。おおむね40~50歳以降に発症し、若い人でこの病気になる人はまれです。70歳以上の高齢者での有病率は約1%で、高齢者では決して珍しい病気ではなく、今後の高齢化の進展で患者さんが増えることが懸念されています。
データは厚生労働省「患者調査(2014年)」より引用
データは厚生労働省「患者調査(2014年)」より引用
 パーキンソン病では脳の中脳の一部である「黒質」が変性を起こすことで、黒質で作られる神経伝達物質のドーパミンが減少します。神経伝達物質は脳からの指令が電気信号として神経細胞を伝わっていく際に、神経細胞と神経細胞の隙間(すきま)で電気信号の内容を伝える物質です。そのうち、ドーパミンは、運動調節、認知機能、ホルモン調節、感情・意欲・学習などにかかわると言われています。ドーパミンの量が減少すると、さまざまな影響が表れますが、運動の調節が難しくなると、結果として最初にお話ししたような特徴的な運動障害が発生します。治療法が確立していない時代は、そのまま寝たきりになってしまうことすらありました。
 黒質が変性を起こす原因はまだ不明なため、完全な治癒は望めません。現時点では減少したドーパミンを薬で補うことなどで進行を遅らせることが治療の中心となります。もっとも最近では治療薬の種類も増加し、適切な治療を行えば寝たきりのような状態になることは極めてまれです。
 これまでの研究では、ドーパミン量が正常時の20%以下に減少すると症状が表れるとされています。この時期に表れる初期症状にいち早く気づき、治療をより早く始めるほど、それ以降の病状の進展を遅らせることができると言われています。
非典型的な初期症状にも注意を

 典型的な初期症状としては、じっとしている時に片側の手足がふるえる(安静時振戦)▽歩き出すときの最初の1歩がうまく踏み出せない▽歩行中の歩幅が小さくなる▽小声になる▽体に柔軟性がなくなる--などが挙げられます。しかし、これはあくまでも教科書的な症状で、実際に診療をしていると、こうした典型的症状がなくとも、精密検査を行うとドーパミンの量が著しく減少していることが分かって、パーキンソン病と診断するに至った症例は少なくありません。
 上記のような典型的症状以外で、パーキンソン病を疑うべき症状にはどのようなものがあるのでしょうか。これはあくまでこれまでの私の診療経験上という前提なのですが、
(1)体中がふるえているように感じる
(2)レム睡眠障害
(3)起立性低血圧
(4)便秘
(5)嗅覚の低下

などの症状を訴えた高齢者では、後にパーキンソン病と診断される患者さんが一定割合おられます。
 「体中がふるえているように感じる」というのは、「患者さん自身がそのように感じる」ということです。そのように言いながら、自分自身で手を観察しても、医師の目から客観的に観察しても、ふるえがあるとは思えない状態がほとんどです。
 「レム睡眠障害」とは、それまで睡眠に問題がなく、大きなストレスもないにもかかわらず、突然悪夢を見るようになる▽睡眠中に大声で暴言のような寝言を言う▽まるでけんかでもしているかのように手足をバタバタさせ、時にはそばで寝ている家族をたたいたり蹴とばしたりする症状です。「起立性低血圧」は立ち上がった時にめまいやふらつきが起こり、時には失神に至るようなことすら起こりえます。
 レム睡眠障害と起立性低血圧は従来、パーキンソン病を発症した患者さんが、病気の進行過程で合併しやすい症状と言われていましたが、それとは逆にパーキンソン病の発症に先行する形で出現することもあるのではないかと、私は疑っています。
 便秘は高齢者では起きやすい症状ですが、日常生活での繊維質や水分摂取、運動習慣などでは問題が見られないのに、突然便秘になったケースなどは要注意です。
 これら五つの症状のどれかが該当する場合はパーキンソン病の疑いを考えて良いと思いますし、二つ以上など複数の症状が該当する場合はなおのことパーキンソン病を疑って、神経内科などの専門医を受診することをお勧めします。

約4割の患者が認知症を合併

 また、パーキンソン病では病気の進行とともに認知症を合併することが多いのも特徴です。米国の西ロサンゼルスVAメディカルセンターの研究者が、パーキンソン病と認知症との関係を追究した27の研究をまとめた結果では、パーキンソン病患者さんの約4割が認知症を合併していることも分かっています。認知症を合併すると日常生活に著しく支障をきたすことは明らかですから、この点からもパーキンソン病の初期症状に気づき、早期に治療を行うことは極めて重要といえるでしょう。

<mainichi.jp/premier/health/articles/20170427/med/00m/010/002000c>

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寝言が多いのは病気のサイン?危険な寝言の判断基準を教えて! 

【@Niftyニュース 2017.4.27掲載】

就寝中、パートナーや友人のはっきりとした寝言に、ドキッとした経験はありませんか?起きているのかなと思い、うっかり会話をしてしまった、なんて方もいると思います。 
また、寝言が頻繁に続くと「病気かも?」と不安になったりするものです。 
今回は、気になる身近な「寝事」について、睡眠との関係から、疑われる病気など、詳しく医師に解説していただきました。
睡眠と寝言の仕組み
睡眠の仕組み 
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。 
人間はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し行っており、1回のレム睡眠とノンレム睡眠の周期が約90分と言われています。 
■ レム睡眠 
体は深く眠っているが脳は活発に働いている状態です。眼球が左右に動くことがあり、Rapid Eye MovementからREM レムと呼ばれています。 
レム睡眠中の脳は記憶の整理や定着のための作業をしており、よく夢を見ます。 
■ ノンレム睡眠 
体はやや眠りが浅く、脳はレム睡眠よりは深く休んでいる状態です。ノンレム睡眠中の脳は、生存に必要なホルモンを出したり、ストレスを消す作業をしていると言われています。 
寝言の仕組み 
睡眠中の脳の動きに関係して、言葉や声を発するのが寝言です。 
レム睡眠中もノンレム睡眠中も寝言を言いますが、レム睡眠中の方が多いです。 
寝言の原因
脳や神経、精神の病気 
うつ病、認知症、レビー小体型認知症、脳腫瘍などでも寝言が増えると言われています。 
ナルコレプシー 
ナルコレプシーとは、突然倒れるように眠り込んでしまう病気で、寝入りばなに幻覚を見たり、悪夢を見ることが多く、寝言が多いです。 
高熱に伴うもの 
インフルエンザなどで高熱が出ると、うわごとのような寝言がみられることがあります。 
睡眠時無呼吸症候群 
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まり、いびきをかき、眠りが浅くなるため日中の眠気が出る病気です。 
夜驚症 
夜中に叫び声や悲鳴を上げて飛び起きるというもので、夜泣きではありません。思春期までには自然に治るとされています。 
レム睡眠行動障害 
子供の夢遊病と似た症状です。中高年の男性に多く、夢の中の行動をなぞるように体が激しく動きます。隣で寝ている人に手足が当たったり、ものを投げつけることもあります。 
ストレスが原因と考えられていますが、まれにパーキンソン病、レビー小体病、脳こうそくなどの脳血管障害が背景にあることもあると言われています。 
ストレス、疲労、PTSD(心的外傷後ストレス障害) 
小説などにも、犯罪を犯した登場人物がうなされたり、汗をかいて飛び起きるというようなシーンが見られるように、心理的なストレスがあると悪夢や寝言が増えます。 
妊娠 
妊娠中は女性ホルモンであるプロゲステロンが増加するため、また体の重さやつわり・腰痛などの体調不良の影響で眠りが浅くなり、pregnancy dreamと呼ばれる生々しい悪夢も増えます。それに関連して寝言も増えます。 
鼻づまり 
呼吸が苦しいときなど、体調不良があると眠りが浅くなり、寝言が増えます。 
薬の副作用 
精神科の薬、パーキンソン病など神経の病気の薬、抗がん剤、結核の薬、心不全の薬によって寝言が増えたり、何らかの薬物からの離脱症状として寝言が増えることもあります。 
睡眠の種類による寝言の違い
レム睡眠 
夢の内容と関係していることが多く、従って意味不明で滑稽な内容が多いです。起床に備えて睡眠が浅くなっている朝方に寝言が出ることが多いとされています。 
寝言が出ているときに本人を起こすと、何の夢を見ていたのか覚えていることが多いです。寝言に対して話しかけると会話ができることがあります。 
ノンレム睡眠 
寝入りばなに聞かれることが多く、日常生活に関係する内容で、比較的はっきりした言葉であり、怒りや恐怖などの感情を示すこともあります。 
病院での寝言の治療法 
病的な寝言なのか、睡眠中の行動によって周囲の人が困ったり、日中の活動に影響が出ているかを調べます。 
検査内容 
■ 画像検査 
脳や神経の病気を除外するためにCTやMRIなどの画像検査を行います。 
■ ビデオや音声解析 
睡眠中の様子をビデオ記録したり、寝言を録音したものを解析することもあります。 
■ 脳波や呼吸検査 
睡眠中の脳波を計測したり、睡眠中の呼吸状態を観測することもあります。 
治療内容 
何らかの病気が発見されたら、それに応じた治療を行います。ストレスに対してはカウンセリングや薬物治療を行います。 寝言を直接的に治す薬や治療法はありません。 
寝言の予防対策
◎ ストレスをためないようにする 
◎ 就寝環境を整える(暗くて静かな、他の人に邪魔されず眠れるような) 
◎ 睡眠の2~3時間前は眠りが浅くならないように、食事・デジタル機器(スマホ・PC・テレビなど)の使用を控える 
最後に医師から一言
寝言は滑稽なこともありますが、悪夢や寝言は本人や家族にとって苦痛にもなり得る症状です。寝言によって家族の睡眠が妨害されたり、異常行動があるようなら、精神科・心療内科や睡眠専門のクリニックなどで相談してみてください。 



<news.nifty.com/article/item/neta/12124-6030/>





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Britannia Pharmaceuticals:アポモルフィンの画期的研究がパーキンソン病患者への有効性確認 

 【共同通信PRワイヤー 2017.4.26掲載】

レディング(英国)2017年4月26日PR Newswire=共同通信JBN】運動症状が他の治療法では制御できないパーキンソン病(PD)に対するAPO-go(R)/MOVAPO(R)(医薬品名アポモルフィン、製品名アポモルフィネ)皮下注射の効能と安全性を調べる初の無作為、対照臨床試験の結果-TOLEDO研究-が、2017年4月25日に米国のボストンで開かれた米国神経学会(AAA)年次総会の「最先端科学」会議で発表された。同会議はこの大会における最高の神経科学研究に光を当てた。

APO-go(R)/MOVAPO(R)の注射は、欧州でほぼ30年間にわたる臨床診療で成功裏に用いられ、多くの非対照試験ではオフタイムを減らす効果を示し、ジスキネジア(運動異常)を改善し、経口レボドパを施す必要性を減らすことが分かったが、今日までにこれら観察は対照臨床試験のセッティングの中では確認されていなかった。

TOLEDOの主任調査官であるカッツェンシュラーガー教授は、欧州の23カ国から登録した107人の患者について実施した12週間の二重盲検フェーズの結果を公表した。APO-go(R)/MOVAPO(R)注射で治療された患者は、プラセボでのそれと比較して12週までの基準値からオフタイムにかなり大きな改善があり、ほぼ2時間の治療との間の差異が生じた。APO-go(R)/MOVAPO(R)の効果は迅速であり、オフタイムの削減は第1週の最初の評価で観察され、研究期間中の12週にわたり持続された。重要なことだが、オフタイムの臨床的に優位な減少は、ジスキネジアの増加なしに達成され、全体的な治療効果に対する患者自身の評価にも反映された。

カッツェンシュラーガー教授は「TOLEDOは、患者に対するアポモルフィン注射の効能と忍容性に必要な高レベルの証拠を提供する。それら患者は、最適な治療を受けたにもかかわらず、依然として衰弱性の治療反応の変動を経験しており、長年にわたりアポモルフィン注射を用いられた患者の臨床経験を確認するものだ。臨床試験はまた、臨床医がフォローし、自身の臨床セッティングに適用することができる『試され、テスト済みの』初期化プロトコルをわれわれに与えてくれる。この印象的な結果は臨床医に、この有益だがあまり利用されていない治療法を処方するに当たって確信を与えてくれる」と語った。

TOLEDO研究は、STADA Arzneimittel AG group of companiesの傘下企業であり、アポモルフィン製品(APO-go(R) /MOVAPO(R)/APOKYN(R))のメーカーであるBritannia Pharmaceuticals Ltdがスポンサーになっている。TOLEDOのオープンラベル・フェーズは現在進行中であり、結果は2018年に出る見込みである。

<prw.kyodonews.jp/opn/release/201704261245/>


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脳細胞の再プログラミングでパーキンソン病を治療 

 【nature Biotechnology 2017.4.11掲載】

パーキンソン病ではドーパミン神経が失われるが、脳の非神経細胞に特定の組み合わせの分子を与えることによって、ドーパミン神経に似た細胞を作り出せるという報告が寄せられている。この新しい再プログラミング法がうまく働くことが、培養ヒト細胞とマウスのパーキンソン病モデルで実証されている。

パーキンソン病の決定的な特徴は、ドーパミンを分泌する特殊なニューロンが次第に死んでいくことである。ドーパミン前駆体となる薬剤の投与など、いくつかの治療法があるが、病気の経過を変えるものはない。ドーパミン神経やその前駆細胞を実験室で作り、脳に移植するという疾患修飾療法を開発しようと、数十年にわたって研究が行われている。

Ernest Arenasたちが報告しているのは、細胞移植を必要としない、別のやり方での細胞置換である。ドーパミン神経がドーパミン神経であるために重要な働きをするとされる多くの遺伝子を調べたところ、4つの遺伝子が、特定の低分子類と組み合わせると、ヒトの星状膠細胞と呼ばれる脳細胞をドーパミン神経に似た細胞に変化させることが明らかになった。

この方法による治療の可能性を検証するため、マウスにドーパミン神経を殺す毒素を投与し、星状膠細胞だけで遺伝子が発現するよう設計した系を利用して、この4つの遺伝子を脳に導入した。すると、一部の星状膠細胞がうまく再プログラミングされてドーパミン神経の性質を獲得し、ドーパミン神経の喪失によって生じた行動症状がいくつか正常化した。ただし、この方法のヒトでの臨床試験を考えるまでには、まだかなりの研究が必要だとArenasたちは述べている。

<www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/11800>

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抗パーキンソン薬の副作用について 

【日刊アメーバニュース 2017.4.12掲載】

精神に作用する薬の中には重大な副作用をもたらすものもあります。今回の相談者さんもその副作用に悩まされています。この副作用を抑える抗パーキンソン薬にも副作用があると知り、悩んでいるとのこと。今回は抗パーキンソン薬の副作用についてご紹介します。 
30代男性からの相談:「抗パーキンソン薬の副作用について教えて下さい」 
『 メンタルヘルス系には、厄介な副作用を起こす薬剤もあります。当方も「アカシジア」(静座不能。じっとしていられない状態のこと)という不快な症状を経験することになりました。ドーパミンを抑える薬剤を服用するにあたって注意しなければいけない症状ですね。その時は、服用する量(限界量だったのですが)を半分まで下げてその不快から解放されました。しかし、それでは今ひとつ薬の効きが弱い気もするのです。
そこで「抗パーキンソン薬」という薬剤があることを知ったのですが、認知機能の低下を招くとの記述を見たこともあります。それは本当なのでしょうか? そういった副作用については書かれていないサイトもありますし、一体何を信じていいのか分かりません。ご回答よろしくお願いいたします。 』
似た質問もチェックしてみましょう
>>血圧を下げる薬「降圧剤」の副作用について 
抗パーキンソン薬がもたらす様々な副作用 
メンタルヘルス系の薬は、その性質上多くの副作用をもたらします。薬剤師の方に抗パーキンソン薬の副作用についてお聞きしましたので、まとめてご紹介します。 
『 抗パーキンソン薬には、レボドバ製剤やドパミン受容体刺激薬、ドパミン遊離促進薬、モノアミン酸化酵素阻害薬、中枢性抗コリン薬など作用の異なる薬が何種類もあります。(薬剤師) 』
『 アカシジアの治療には、抗コリン薬の他にも心血管系の疾患に用いられるβ遮断薬やベンゾジアゼピン系の薬が効果があることがわかっていますが、これらの薬もそれぞれに、β遮断薬は、心臓や肺への副作用、ベンゾジアゼピン系は長期に使用することによる依存性や副作用がでる可能性があることに注意する必要があります。(薬剤師) 』
『 アカシジアの治療には、抗パーキンソン薬の内では中枢性抗コリン薬が用いられます。しかし、中枢性抗コリン薬には、便秘や口渇、排尿障害、さらに、認知障害、記憶障害、せん妄、などの精神症状を起こすことがありますので、慢性的に使用するべきではないとされています。(薬剤師) 』
『 中枢性抗コリン薬は、脳内でドーパミンに対しアセチルコリンが過剰となったバランス状態を、アセチルコリンの作用を弱めてくれます。副作用としては、遅発性ジスキネジアの誘発、麻痺性イレウスなどの自律神経系の障害、記憶機能への影響、悪性症候群様病態の誘発、過剰投与による急性中毒症状の惹起、依存の形成、抗精神病薬の効果減弱などが報告されています。(薬剤師) 』
『 抗コリン薬が阻害するアセチルコリンの伝達系は、注意力や集中力、記憶、覚醒など認知に必要な機能を司っていますので、抗コリン薬が、この伝達物質を阻害してしまうため、認知機能の低下を招きやすくなります。(薬剤師) 』
アカシジアへの対処については医師との相談が必須 
アカシジアへの対処法は、医師との相談の上で進めていく必要があります。 
『 足がムズムズする、じっとしていられないなどの不快な症状引き起こすアカシジアは、脳内のドーパミン遮断作用が一因と考えられていますが、まだ十分に解明されているわけではありません。(薬剤師) 』
『 アカシジアの対処としては、原因薬の減量ないし中止、あるいはパーキンソン病の治療薬として使用される中枢性抗コリン薬(抗パーキンソン薬)の併用の処置がとられます。(薬剤師) 』
『 中枢系に作用する薬ですので、副作用のリスクは多くあります。アカシジアへの第一選択としては、減薬となりますので、安易に併用とは考えず、よく主治医と相談してください。(薬剤師) 』
抗パーキンソン薬の副作用についてご紹介しました。精神や中枢神経系に作用する薬は多くの副作用をもたらします。投薬をするということはそのリスクを背負うということになります。薬を使うか否かの判断は自分で行うのではなく医師によってなされます。辛い症状から逃れるために安易に薬を望んでしまいがちですが、最良の選択が他にある場合もありますので、必ず医師に相談するようにしましょう。 

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