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パーキンソン病はこわくない

若年性パーキンソン病に罹患した筆者が綴る悲喜交々

パーキンソン病患者に「光」 すくみ足改善機器開発 

【日本海新聞 2017.07.22掲載】

床に線を投影し、パーキンソン病などの症状として発生する「すくみ足」を改善する機器を、建築や福祉用具販売などを手掛ける鳥取県米子市の企業が開発した。試作品を使用したモニターからは「もう手放せない」などの反響があり・・・

<http://www.nnn.co.jp/news/170722/20170722058.html>

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iPS細胞移植治療を評価するPET診断薬に関する契約締結-日本メジフィジックスと京大 

【QLifePro 2017.07.13掲載】

治験薬の用量評価や治験対象患者の選別などに有用なPET
日本メジフィジックス株式会社は7月11日、iPS細胞を応用した移植治療の効果および安全性を評価するために必要なPET診断薬の製造検討に関する共同研究契約を京都大学と締結したことを発表した。

PETによる画像診断は、治療薬の治験において治験薬の用量評価や治験対象患者の選別、治験薬の有効性および安全性の評価に有用な技術とされている。日本メジフィジックスが40年以上にわたる放射性医薬品の開発や製造、供給で培った経験とインフラを有効活用することで、同社の治験薬の製造管理、品質管理等に関する基準(治験薬GMP)に準拠するPET診断用治験薬の製造供給が可能であることから、今回の共同研究契約の締結に至ったという。

パーキンソン病を対象とした臨床試験でのPET診断薬の有効活用を目指す
今回の共同研究は、同社の治験薬GMPに準拠してPET診断薬の製造及び品質試験法の最適化を行うもの。将来的に京都大学が計画しているパーキンソン病に対するiPS細胞由来ドパミン神経細胞移植治療の臨床試験でのPET診断薬の有効活用を目指す。

パーキンソン病に対するiPS細胞由来ドパミン神経細胞移植治療の臨床試験では、移植した細胞が正常に機能しているか、拒絶反応が起きていないかなど、移植細胞や移植された周辺の組織の状態を精密に確認することが求められる。京都大学iPS細胞研究所の髙橋淳教授らは、動物を用いた試験においてiPS細胞を応用した細胞移植治療の有効性および安全性を示しており、PETによる画像診断が細胞移植の効果を評価する方法として有用であると報告している。

<http://www.qlifepro.com/news/20170713/signed-contract-for-pet-diagnostic-agent.html>



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京大、ヒトES細胞量産化 10年で20株樹立を計画 

【日刊工業新聞 2017.07.05掲載】

京都大学ウイルス・再生医科学研究所の末盛博文准教授らは4日、臨床用のヒトES細胞(胚性幹細胞)株の樹立やストックの作製計画を発表した。不妊治療の余剰胚を用い、再生医科学のヒトES細胞用処理施設で10月からES細胞を作製。安定的に大量供給できる体制とする。12月初旬に最初の株の樹立を目指し、2018年2月にも医療機関への細胞株分配を始める。今後10年で20株の樹立を計画している。

研究グループは、足立病院(京都市中京区)から、患者が破棄を決めた使わなかった受精卵の提供を受ける。同病院は年間500―600個の受精卵を破棄しており、その一部を有効活用する。

安全性を確保するため、マウス由来のフィーダー細胞(増殖・分化の環境を整えるための補助的な細胞)を使わない培養法でES細胞を作製する。培養液も成分由来が全て特定できるものを使用する。さまざまな組織へと分化誘導し、網膜疾患や脊髄損傷、パーキンソン病、糖尿病、心筋梗塞などの治療に活用することを想定している。

同計画は6月30日に文部科学・厚生労働の両相により、ヒトES細胞の樹立に関する指針への適合が確認されている。

<https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00434599>

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アボット、運動障害に苦しむ患者様向け非充電式Infinity(TM)脳深部刺激用システムとディレクショナルDBSリードの厚生労働省の承認を取得 

【時事ドットコム 2017.07.05掲載】

[アボット]
アボットのInfinity(TM)脳深部刺激用(DBS)システムとディレクショナルDBSリードは、パーキンソン病、本態性振戦、ジストニアの患者様のために開発された製品です


2017年7月5日-アボットは本日、Infinity(TM)脳深部刺激(DBS)システムとディレクショナルDBSリード(1)が医療機器製造販売承認を取得したことを発表しました。本システムは、患者様および医師用に開発された世界初、唯一(2),(3)のワイヤレスiOS(TM)ソフトウェアプラットフォームを使用したDBSシステムであり、必要な部位に狙いを絞って症状を緩和し、パーキンソン病、本態性振戦、ジストニアに苦しむ患者様に、目立たず、また一人一人の症状に合わせた最善の治療を提供することができます。

Infinity(TM) DBSシステムは、パーキンソン病、本態性振戦、ジストニアなど一般的な運動障害の治療に適用されます。運動障害は神経学的病態で、中枢神経の運動回路に異常が生じることで、筋肉制御機能が失われ、不随意運動をうまく調整できない状態が生じます。確立された根治治療がないため、治療は症状を緩和し、生活の質を改善することに主眼を置いたものになります。

DBSシステムは、脳内の特定の標的部位に微弱な電気パルスを送り、運動制御に関与する組織を刺激します。本システムは、電気パルスを発生させる植込み型ニューロスティミュレータと、DBSリードと呼ばれる細いワイヤで構成されています。DBSリードはパルスを脳に伝え、運動障害の原因となる異常な神経シグナルに作用します。


従来のDBSリードでは、電極から送出される電流に指向性を持たせることに限界があり、医師が脳内の特定の部位に効果的な刺激を与えようとしても、うまくいかないことがあります。アボットのInfinity(TM) DBSシステムは、同社のディレクショナルDBSリードと併用でき、医師は副作用が生じるおそれのある部位に刺激を与えることなく、患者様の症状に合わせて刺激の方向を調整することができます。Infinity(TM)のプラットフォームとディレクショナルDBSリードは、より正確な位置に刺激を送出し、機器の耐用年数をより長くし、そしてメンテナンスが少なくて済む非充電式電池にして欲しいという医師の声に基づいて設計されました。

倉敷平成病院 倉敷ニューロセンター長 上利 崇 先生は、「Apple技術を使用したプラットフォームは、既にSCS(脊髄刺激療法)で使用していますが、日本語で表記されているため使いやすいメリットがあります。iPad miniを使用することで医師用プログラマの立ち上がりも速く、インピーダンスチェックも2秒程度で済むため、医師にとってもストレスがありません。エクステンションは、既にアボットから販売されているBrio DBSシステムで使用しているeXtend技術を採用しており、径が細い上に伸縮性がある、人体構造を考えたデザインになっています。Infinity (TM) DBSシステムでは、ディレクショナルDBSリードで電界に指向性をもたせることで、刺激による副作用を軽減し、刺激の効果を最大にできることが期待されます。これにより、患者様のQOLの向上が大いに期待できます」と述べています。

現在(4)日本で承認されているDBS機器の中で、日本語が表示される初めてのインターフェースであり、世界初、唯一のワイヤレスiOS(TM)ソフトウェアプラットフォーム上で作動する本システムは、患者様に新たなメリットももたらします。医師はiPad mini(TM)を用いてプログラミングを行い、患者様はiPod touch(TM)のコントーラを使用しているため、Bluetooth(R)Smartワイヤレス技術により医師はスムーズにプログラミングを行うことができ、患者様に最適な治療を提供できます。電池は本体の種類に合わせて2つのサイズから選ぶことができ、メンテナンス不要で、長期的に充電の必要もなくDBSを用いた治療を行えます。

アボットのニューロモジュレーション部門のメディカルディレクターでありメディカルアフェアーズ バイスプレジデントのアレン・バートンは、「Infinity(TM) DBSシステムとディレクショナルDBSリードは、運動障害による消耗性症状の治療サポートを行うアボットの取り組みを体現するものです。本システムは、プログラミングを効率化し、医師がより多くの患者様に対し十分な治療時間を確保できるよう開発されました。また患者様に可能な範囲で最善の治療を経験して頂き、日常生活に取り入れやすい目立たない方法で症状を管理していただけるよう設計されたものです」と述べています。

注:Apple、iPod TouchおよびiPad MiniはApple, Inc.の登録商標です。BluetoothはBluetooth SIG, Inc.の登録商標です。iOSは Cisco Technology, Inc.の登録商標です。

[運動障害と症状について]
運動障害は、運動を妨げる神経学的病態です。人間の動作には、脳、脊髄、神経、筋肉の複雑な相互作用が関係しています。これらの部位の損傷または傷害が原因で、運動障害が起きることがあります。考えられる原因として神経疾患、自己免疫疾患、感染症、傷害、特定の医薬品などがあり、遺伝による場合もあります。

運動障害の症状には重篤で進行性のものもあり、しばしば生活を変える症状を引き起こします。脳深部刺激療法(DBS)は、パーキンソン病、本態性振戦、ジストニアなど最も一般的な運動障害の症状軽減に役立つ治療です。

[アボットについて]
アボットは、健康の力を通して人々が最高の人生を送ることができるよう注力するグローバルヘルスケア企業です。125年以上にわたり、栄養剤、診断薬・機器、医療機器およびブランド ジェネリック医薬品分野で、人生のあらゆるステージにおいて、健康が持つ可能性を実現するため、新たな製品・技術を提供してまいりました。現在、世界150カ国以上、約94,000人の社員が、人々が健康で長く充実した人生を送ることができるよう活動しています。

アボット(www.abbott.com)、アボット ジャパン(www.abbott.co.jp)、フェイスブック(www.facebook.com/Abbott)、ツイッター(@AbbottNews @AbbottGlobal)も合わせてご参照ください。

(1) 2015年11月にEU諸国、オーストラリアで承認、2016年10月にFDA承認、2017年5月に厚生労働省の承認を取得したDBSシステムとディレクショナルDBSリード
(2) St. Jude Medical. (2015). St. Jude Medical Infinity(TM) IPG Clinician’s Manual. Plano, TX.
(3) 2017年6月時点
(4) 2017年6月時点

<http://www.jiji.com/jc/article?k=000000027.000013993&g=prt>

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年度内に提供可能=医療用ES細胞-京大 

【時事ドットコム 2017.07.04掲載】

 京都大ウイルス・再生医科学研究所の末盛博文准教授は4日、厚生労働省と文部科学省の承認を受けた再生医療用の胚性幹細胞(ES細胞)について、今年10月にも作製を始め、2017年度末には希望する医療機関に提供できるとの見通しを発表した。
 京大は、不妊治療などを手掛ける足立病院(京都市中京区)の協力を得て、廃棄が決まった受精卵をES細胞の作製に利用する。
 不妊治療の患者には、説明と同意を得る手続きを行った上で、不要になった受精卵を提供してもらい、10月にも作製を開始する。来年2月ごろから提供できる見通しという。
 ES細胞は人工多能性幹細胞(iPS細胞)のように、さまざまな細胞になる能力を持つ。海外ではES細胞を使って網膜の変性症や脊髄損傷、パーキンソン病、糖尿病、心疾患の臨床試験(治験)が進められている。
 末盛准教授とともに記者会見した足立病院の畑山博院長は「(受精卵を)捨てることに悩む患者はたくさんいる。一つの選択肢を示すことができる」と述べた。 

<http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070400859&g=soc>

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武田薬品 パーキンソン病治療薬ラサギリンメシル酸塩を日本で承認申請 

【ミクスOnline 2017.06.30掲載】

武田薬品は6月29日、パーキンソン病治療薬ラサギリンメシル酸塩(一般名、開発コード:TVP-1012)を日本で承認申請したと発表した。申請日は6月28日。イスラエルのテバ社の創製品で、日本では武田が開発した。審査が順調に進んだ場合、18年中の承認取得が見込まれる。

パーキンソン病は加齢と関連する神経変性疾患。一般的な症状として振戦、無動・寡動、筋固縮、姿勢反射障害などがみられる。国内患者数は約16.3万人、特に60歳以上で多く発症する。

今回の申請は、主に国内P2/3試験のCCT-002試験と、国内P3試験のCCT-001試験の結果に基づく。002試験はレボドパ投与中のパーキンソン病患者を対象に、001試験は早期パーキンソン病患者を対象に実施し、「これらの試験において、本薬の有効性が認められるとともに、安全性に大きな問題はみられなかった」としている。

ラサギリンメシル酸塩は、非可逆的特異的モノアミン酸化酵素B(MAO-B)阻害活性を持つ。MAO-Bに非可逆的に結合することで、脳内のドーパミンの分解を抑制し、シナプス間隙中のドーパミン濃度を高めることによってパーキンソン病の症状に効果を発揮する。

海外では米国、欧州など55カ国で承認され、パーキンソン病に対して単独療法、レボドパとの併用療法の2つの適応が認められている。米国ではレボドパ非併用下でのドパミンアゴニストとの併用療法も承認されている。16年の世界売上は約4億ドル。

<https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/57696/Default.aspx>

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医療機器 使いやすく 

【公明党 ニュース 2017.7.14掲載】

パーキンソン病患者会 古屋副大臣に要望

古屋範子厚生労働副大臣(公明党)は13日、厚労省で「全国パーキンソン病友の会」の中村博代表理事らと会い、胃ろうを通して直接小腸まで薬を投与するパーキンソン病治療の医療機器の改良について要望を受けた。公明党の秋野公造参院議員が同席した。

パーキンソン病は、手足の震えや筋肉がこわばるなどの症状が伴う疾患。症状の軽減や改善を目的として飲み薬による治療が行われているが、病気の進行によっては、胃の動きが悪くなり効果は安定しないという。

そこで、薬を吸収する小腸に直接投与するための医薬品やチューブなどが昨年、保険適用されている。

席上、中村代表理事は、胃ろうを通した治療によって「かなりの効き目があるが、機器自体は重いなど使いにくい」と指摘。機器改良への支援を求めたほか、改良に向けてメーカー、医師、患者が話し合える場の構築を求めた。

古屋副大臣は「患者側の意見を企業に伝えるとともに、関係者が話し合える場を設けるようにしたい」と答えた。

<https://www.komei.or.jp/news/detail/20170714_24919>
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(余談)びっくりしました!
この記事の中村代表理事は、私が3月にDBS手術で入院していた時に同室だった方なんです(笑)
友の会の役員なさってたんですねぇ~
どおりで、ひっきりなしに訪問者はあるわ顔が広いわだったわけですね。
ご自身がご不便なさっているなかでこうやって陳情したりと精力的に活動されている報を聞くと何となく自分も何かできることがあるのではないかという気が起きてはくるんですけどね。。。
実際にアクションを起こすとなるとなかなか難しいんですよね。
まあ、なんにせよお元気そうでよかったです!!
頑張ってください!!

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神経軸索変性による神経機能不全の改善に成功 

【時事ドットコム 2017.6.22掲載】

順天堂大学大学院医学研究科神経学の服部信孝教授、パーキンソン病病態解明研究講座の今居譲先任准教授の研究グループは、パーキンソン病の一種であるペリー(Perry)症候群でみられる神経軸索変性による神経機能不全を改善する方法を開発しました。ペリー症候群は原因遺伝子 DCTN1*1の変異により発症します。本研究ではDCTN1の変異を神経細胞に導入した疾患モデル動物(ショウジョウバエ)を用い、ペリー症候群が神経終末*2の機能不全で起こることを明らかにしました。さらに、疾患の鍵となる分子TDP-43*3の発現量を遺伝子操作で減らすことにより神経終末の障害を改善させることに成功しました。この成果は指定難病であるペリー症候群の治療法の開発に大きく道を拓く可能性があります。本研究成果は医学誌EBioMedicine電子版に早期公開版として、2017年6月9日付けで発表されました。

<http://www.jiji.com/jc/article?k=000000026.000021495&g=prt>

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T cells from patients with Parkinson’s disease recognize α-synuclein peptides 

【Nature 2017.6.29掲載】

Genetic studies have shown the association of Parkinson’s disease with alleles of the major histocompatibility complex1, 2, 3. Here we show that a defined set of peptides that are derived from α-synuclein, a protein aggregated in Parkinson’s disease4, act as antigenic epitopes displayed by these alleles and drive helper and cytotoxic T cell responses in patients with Parkinson’s disease. These responses may explain the association of Parkinson’s disease with specific major histocompatibility complex alleles.

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低脂肪乳製品がパーキンソン病リスク高める可能性 

【J-CASTニュース 2017.6.12掲載】

筋肉がこわばり動作が遅くなるなどの症状が現れ、寝たきりになるケースもあるパーキンソン病をめぐり米国で、低脂肪乳製品との関連を指摘する研究報告が発表された。推奨量以上の摂取を続けると発症リスクが高まる可能性があるという。

過去に行われた大規模な調査を利用し分析したものだが、研究者らは因果関係を指摘したものではないので、食生活の見直しを迫るものではないとしている。

米ハーバード大研究グループが報告

研究を行ったのは、米ハーバード大学公衆衛生大学院のキャサリン・ヒューズ氏らのグループ。2017年6月7日付で米神経学会の学会誌に論文を発表した。

低脂肪の乳製品は、肥満の防止や問題が指摘されている飽和脂肪酸の影響で、全脂肪の製品からシフトする消費者が多く市場は拡大しているという。

米パーキンソン病財団によると、米国内の患者数は100万人ほどとみられ、毎年、約6万人の成人が同病と診断されているという。

研究グループでは、これらの関係を調べるため、約25年間にわたり米国で実施された調査を使い分析。「看護師健康調査」(1984~2010年)と「医療従事者追跡調査」(1986~2010年)で、前者から女性8万736人、後者から男性4万8610人、合計で約13万人のデータを調べた。

これらの調査では2年に1度、健康に関してアンケートを実施。また、4年に1度、食事について回答を求めている。分析では食事についての回答から、牛乳やチーズ、アイスクリームなどの乳製品摂取の際に低脂肪か全脂肪のどちらを選んだか、また食べる頻度を調べた。2つの調査の回答者の1036人がパーキンソン病を発症していた。

スキムミルクや低脂乳を毎日摂取

分析ではまた、摂取量からの分析も実施。乳製品を毎日3人分以上を摂取した人たちは、1人分以下の摂取の人たちと比べ、パーキンソン病の発症リスクが34%高かった。

乳製品のなかでも、牛乳の摂取と同病の発症リスクの関連が顕著。スキムミルク(脱脂乳)か低脂肪乳を毎日1人分(推奨量)以上摂取した人たちは、1週間に1人分以下の摂取にとどまった人たちと比べて、発症リスクは39%高かった。

摂取推奨量は、米保険福祉省(HHS)と同農務省が16年1月に公表した「米国人のための食生活指針(2015-2020)」にあり、乳製品のは1日あたりコップ3杯ほど(牛乳では約711ミリリットル)。

米国の牛乳は、乳脂肪分1%のものが低脂肪乳。脱脂乳にはスキムミルクのほか、ファットフリーミルク、ノンファットミルクがある。日本では乳脂肪分0.5%以上1.5%以下が低脂肪乳。

論文でヒューズ氏は「研究は、低脂肪ミルクを多く摂取すると病気のリスクが増すことを示せた」とする一方、報告は調査から得られたデータであり、因果関係を示すものではないと断っている。

これまでにも乳製品とパーキンソン病の関連を指摘する研究報告が行われているが、製品中の農薬などの関与も示唆されている。ヒューズ氏はまた、別の研究で腸内細菌のかかわりが指摘されていることに言及し「さらに研究する必要がある」と述べている。

厚生労働省のウェブサイトによると、パーキンソン病の原因は現段階では不明。家族性パーキンソニズムの原因となる遺伝子異常が関与することや、環境因子が影響することも明らかとなっているという。国内の患者数は約10万人と推計されている。

発症年齢は50~65歳に多いが、高齢になるほど発病率が増加する。40歳以下で発症するものは若年性パーキンソン病と呼ばれ、この中には遺伝子異常が明らかにされた症例も含まれる。

<https://www.j-cast.com/healthcare/2017/06/12300274.html?p=all>

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ミトコンドリア保護でパーキンソン病改善−順天堂大が発見 

【日刊工業新聞 2017.6.8掲載】

順天堂大学大学院医学研究科の服部信孝教授と今居譲先任准教授らは、細胞内でエネルギーを作る器官「ミトコンドリア」を保護すると、神経変性疾患の「パーキンソン病」の病態が改善することを突き止めた。ハエを使った実験で証明した。疾患の予防や治療法の開発につながる可能性がある。

成果は7日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に掲載された。

パーキンソン病は高齢者に多く発症する疾患で、手足の筋肉の硬直や震えなどの症状が出る。神経伝達物質の「ドーパミン」を出す神経細胞の変性が原因だが、予防法や治療法は確立していない。

研究チームはパーキンソン病の患者で変異がある遺伝子で、ミトコンドリア内で働く「CHCHD2」に着目。

遺伝子を自由に書き換えることができる「ゲノム編集」技術により、CHCHD2を変異させたハエでは、ドーパミン神経のミトコンドリアは機能不全を起こし、神経細胞死が起きていた。

これに対し、CHCHD2を変異させたハエで、ミトコンドリアの代謝を抑える遺伝子「4E―BP」を発現させると、ミトコンドリアの機能は改善した。

今居先任准教授は、研究がさらに進めば「ミトコンドリアを保護する薬剤の開発など、治療法の確立につながる可能性がある」と語った。

<https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00431253>

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パーキンソン病患者のリン酸化ユビキチン鎖が異常な挙動-順大 

【QlLifePro 2017.6.6掲載】

PINK1とParkinが協働して作るリン酸化ユビキチン鎖
順天堂大学は6月2日、若年性遺伝性パーキンソン病の2つの原因遺伝子であるPINK1(ピンクワン)とParkin(パーキン)が協働して作るリン酸化ユビキチンの鎖が、パーキンソン病患者iPS細胞由来のドーパミン神経細胞と患者脳において異常な挙動を示すことを明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院医学研究科・神経学の服部信孝教授、パーキンソン病病態解明研究講座の今居譲先任准教授らの研究グループによるもの。研究成果は「uman Molecular Genetics」に5月25日付けで掲載されている。


ミトコンドリアは、細胞に必要なエネルギーの産生や脂質や鉄の代謝、細胞内のカルシウム濃度の調節などを行う細胞になくてはならない重要な細胞小器官だが、エネルギーを産生するときに活性酸素が発生し、損傷が起こる。PINK1はリン酸をタンパク質に付加(リン酸化)するキナーゼで、損傷ミトコンドリアを監視する役割を持つ。損傷ミトコンドリアが発生すると、PINK1はParkinが繋いだユビキチンの鎖にリン酸を付加することで損傷ミトコンドリアを除去する。このメカニズムは2014年に同研究グループがヒト培養細胞とパーキンソン病モデル動物明らかにしており、今回は実際のパーキンソン病患者の神経細胞において、このメカニズムの病態モデルを検証した。

Parkinのスイッチを操作する人工的な方法の開発進める
研究グループは、パーキンソン病患者脳と、患者由来iPS細胞から作製したドーパミン神経を用いて、リン酸化ユビキチン鎖の状態を調査。その結果、予想通りリン酸化ユビキチン鎖のシグナルが、 パーキンソン病で変化していることが明らかとなった。さらにドーパミン神経では、 他の神経に比べて、リン酸化ユビキチン鎖のシグナルが強いことを発見。これは、PINK1やParkinがとくにドーパミン神経で忙しく働いていることを示しており、PINK1やParkinの働きがドーパミン神経の生存にとくに重要であることを意味するという。また、この結果はPINK1やParkinに変異があると、若くしてドーパミン神経が変性しパーキンソン病になるという、臨床での観察と一致している。

PINK1遺伝子やParkin遺伝子の変異が引き金となる若年性パーキンソン病は、概ね40歳までに発症する一方、大部分のパーキンソン病は、遺伝的要因が不明で比較的高齢で発症し、孤発性パーキンソン病と呼ばれる。今回の研究では、一部の孤発性パーキンソン病脳でリン酸化ユビキチン鎖が観察されたことから、孤発性パーキンソン病でも損傷ミトコンドリアが増えている場合があると予想される。今後は、損傷ミトコンドリアを除去する実行因子であるParkinのスイッチを操作する人工的な方法を開発し、損傷ミトコンドリアの除去によるパーキンソン病の効果的な早期予防に向けたさらなる研究を進めるという。

<http://www.qlifepro.com/news/20170606/abnormal-behavior-of-phosphorylated-ubiquitin-chain.html>

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抗生物質「ドキシサイクリン」がパーキンソン病治療に役立つ可能性 

【財経新聞】(2017.5.17掲載)

あるAnonymous Coward曰く、 抗生物質の1つであるドキシサイクリンが、パーキンソン病の治療に役立つ可能性があるとの論文が発表された(Scientific Reports掲載論文、Science Daily、The Science of Parkinson's disease)。

 ドーパミン作動性ニューロン死を引き起こす神経毒6-ヒドロキシドーパミン(6-OHDA)をマウスに投与していたところ、40匹のマウスのうち2匹のみがパーキンソニズム症状を発現し、残りは健康なままだったという。研究者らはマウスに誤ってドキシサイクリンを含む食餌を与えていたことに着目、これがニューロンを保護しているという仮説を立てて調査を行ったそうだ。その結果、ドキシサイクリンを腹腔内に注射することで効果が見られることが分かったという。

 また、ニキビ治療やマラリア予防では100mgのドキシサイクリンが投与されているが、神経保護には20〜40mgの投与で十分なことも強く示唆されたという。

<http://www.zaikei.co.jp/article/20170517/371553.html>

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