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パーキンソン病はこわくない

若年性パーキンソン病に罹患した筆者が綴る悲喜交々

最先端の「音楽療法」でパーキンソン病など改善 順大医学部附属浦安病院・リハビリテーション科 

【ZAKZAK 2013.9.4掲載】

神経性疾患のひとつ、パーキンソン病は、小刻みな手足の震えや、すくみ足でうまく歩けないなど、運動器の症状を伴う。薬やリハビリなどの治療により、進行を遅らせることは可能でも、現在のところ完治につながる根本的な治療法はなく、難病の特定疾患に指定されている。

 リハビリは重要な進行予防のひとつだが、症状によっては患者が辛く、継続が難しいことも珍しくはない。その状況を打開するため、近年、一定のリズムやメロディーにより、明るい気分でリハビリを続けられる「音楽療法」が注目の的。「パーキンソン病治療ガイドライン2011」でも、非薬物療法のエビデンス(科学的根拠)が示されるなど、薬以外の治療が重視され始めている。

 そんな音楽療法も含め、神経性疾患に対する最先端の臨床研究と、さまざまな病気に関わるリハビリを実施しているのが、順天堂大学医学部附属浦安病院リハビリテーション科。

 「約20年前にパーキンソン病の歩行は、リズム音楽を利用した歩行訓練で改善することがわかっていました。それを治療に応用するには、エビデンスが不可欠です。音楽療法をはじめとする非薬物療法のエビデンスや、分析方法などを明らかにし、医療従事者だけでなく一般の方々も活用できるようにしています」

 こう話す同科の林明人教授(56)は、同大医学部脳神経内科教授も兼務し、長年神経疾患の診断や治療、研究などに取り組む世界のトップリーダー。パーキンソン病の治療ガイドラインの作成委員や学術委員も務め、「日本音楽療法研究会」や「神経難病における音楽療法を考える会」の会長、日本運動障害研究会の事務局長なども務め、新しい治療の確立に尽力している。

 さらには、中枢神経症系障害のジストニアによる眼瞼痙攣(がんけんけいれん)や痙性斜頸(けいせいしゃけい)、顔の片側だけが痙攣する片側(へんそく)顔面痙攣、あるいは、脳卒中などに伴う手足の痙縮(けいしゅく)などの症状を改善する「ボツリヌス治療」も医師らにその治療法を教える立場。

 とにかく診療・研究範囲が幅広い。勝手に手足などが動く不随意(ふずいい)運動に対しても、数多い臨床研究を行っている。

 「当科では、理学療法士13人、作業療法士4人、言語聴覚士4人で、脳血管疾患などのリハビリを行っています。パーキンソン病をはじめとする神経変性疾患は、特殊外来を設けて診断と治療を行うことで、神経内科専門医とリハビリ専門医の高度な技術を生かしています」(林教授)

 一般的にリハビリは、急性期の病院だけでなく、在宅医療による介護にも関わる。林教授は、音楽療法などのリハビリを介護にも広めようと力を注いでいた。

 「新たな分析方法によるエビデンスは、世界的にも注目度が高い。医療機関だけでなく、福祉の分野でもリハビリケアの確立につながるように、道筋を示していきたい」と林教授。難病と言われる神経性疾患の症状改善のため、挑み続けている。 (安達純子)

<データ>2012年度実績
 ・リハビリ総件数(入院・外来)約2000件
 ・脳血管疾患リハビリ1051件
 ・運動器に対するリハビリ934件
 ・病院病床数653床
 〔住所〕〒279-0021 千葉県浦安市富岡2の1の1
     (電)047・353・3111

<http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130904/dms1309040733005-n1.htm>


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