12«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»02

パーキンソン病はこわくない

若年性パーキンソン病に罹患した筆者が綴る悲喜交々

難病カルテ:患者たちのいま 被災地/2 宮城・パーキンソン病 /佐賀 

(毎日新聞 2013.3.5掲載)

 ◇「おしゃべりもリハビリ」被災患者の悩みに寄り添う

 パーキンソン病を抱えて暮らしている佐々木暁子さん(66)は2年前の3月11日、仙台市青葉区の自宅で強い揺れを感じた。家から外に出た瞬間、立っていられない揺れに襲われ、地面に四つんばいになった。

 「ただ事ではない」と感じ「薬を飲むために、水を確保すること」がすぐ頭に浮かんだ。手元にあった現金5000円を持ち、近くのコンビニ店で水と、おにぎりやパンなどを購入。普段から浴槽にためておいた残り水、近所にあった湧き水や井戸の水を確認した。

 薬も「普段から何かあった時のために多めに備えておいた」ので2週間分は余裕があった。自宅の損壊もほとんどなかった。

 急いだのは、患者仲間の安否確認だ。参加していた「全国パーキンソン病友の会宮城県支部」には、当時約170人の会員がいた。電話を中心に、時には避難所へ直接出向き、約2カ月間、安否確認を重ねた。自宅が損壊した会員もいたが、亡くなったのは一人もいなかった。

 日ごろからの交流の必要性を痛感した。「患者会も全ての会員を完全に把握はできない。普段から連絡を取り合っている人たちの情報があることで、そのうちの1人に伝えれば連絡がスムーズにいく。人と人の小さなつながりを守っていくことが大切」

 各地から救援物資が届き感謝したが、悩みの種にもなった。「患者は動けず、持ち運びもできない。置き場所も確保できない」。状況を伝える難しさも分かった。

 避難生活が長引き、仮設住宅の暮らしが続くと、相談も増えてくる。通っていたデイサービスに通えなかったり、仮設住宅に手すりがなく一人で動けなくなったりして、ストレスや精神的な負担を重ね、症状が悪化した患者が多発したという。

 そんな患者に対し、佐々木さんは「私は24時間営業しているから、いつでも電話してね」と声を掛け続けた。「動けないから閉じこもってしまいがち。ふさぎ込んでいると、一層悪くなる。私も病気だから気軽に訪問はできないけど、電話ならいつでもできる。おしゃべりもリハビリって思うから」

 昨年9月から使っている新薬の効果もあり、今は体調が良いという。「いつも動けるわけではないけど、薬が効いている時間をどう楽しむか。私は世話焼きだから、仲間が喜んでくれたら何よりうれしいんです」。そう言い、患者からの声が相次ぐ電話に向き合った。

<http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130305-00000210-mailo-l41>


category: 【最新記事・報道】

cm 0   tb 0   page top

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://parkinsons.jp/tb.php/77-ad6dac27
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

Administrator

カレンダー

現在のブログ閲覧者数

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

最新トラックバック

Count